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最終更新日 : 2024/08/09

【導入】会社運用設定を行う

新規に会社データを作成した後は、[会社運用設定]メニューから
コード桁数他、当システムで会社を運用していく上で必要な情報を登録していきましょう。

■基本設定

[基本設定]タブでは、管理コード桁数や連動会計システムなどの設定を行います。

会社運用設定画面(基本).png

それぞれの設定項目について、ご説明致します。

《日付設定》
達人での日付管理を西暦/和暦のどちらで行うか、設定します。
●西暦・・・2024/01/01
●和暦・・・R06/01/01 (令和:R 平成:H)

こちらは後からいつでも変更・切り替え可能です。
変更を行うことで、既存データ含めて西暦/和暦を切り替えます。

日付設定.png

《桁数設定》
管理コード桁数の設定を行います。

<注意>
会計システムとの連携を行う場合、以下項目はコード桁数を会計システムと同一に合わせておく必要があります。
●部門コード
●勘定科目コード
●補助科目コード

桁数設定.png

《連動システム設定》
仕訳連携を行う会計システムを選択します。
選択を行った会計システムの「債務伝票受入」「支払仕訳連携」に対応致します。

連動システム設定.png

《支払設定》
支払日の設定方法を指定します。

●締日単位
取引先に設定した締日ごとに支払日を設定します。
[導入処理]-[取引先設定]-[取引先登録]-[支払設定]タブの「締日設定」欄を参照します。
●支払内訳単位
取引先に設定した支払条件ごとに支払日を設定します。
[導入処理]-[取引先設定]-[取引先登録]-[支払設定]タブの「支払条件設定-支払日」欄を参照します。

<参考>
「締日は月末」「振込の場合は翌々月末支払(振込)」「手形の場合は翌月末振出」のように、”支払条件(種別)によって支払日が異なる”場合に、『支払内訳単位』を選択します。
支払方法が同じ振込でも、「いくら以上の場合は〇ヵ月後〇日払い」等がある場合もこちらです。

<注意>
支払設定(支払日決定単位)を運用途中で切り替える場合は、注意が必要です。
未承認の支払予定がある場合は、切り替えることができません。

支払設定.png

《仕訳作成設定》
支払時の仕訳作成で、借方科目(債務科目)を合算する場合にチェック☑を付けます。
同一支払先・同一取引先で、同一伝票の場合に、借方側の部門・勘定科目・補助科目が同じ場合に債務明細を合算します。

<注意>
この項目は”支払設定(支払日決定単位)が『締日単位』の時”の設定項目です。
「支払内訳単位」の場合は、設定できません。

仕訳作成設定.png

《銀行更新設定》
チェック☑を付けることで、銀行マスタ(銀行・支店)情報の変更があった場合、変更内容を会社銀行や取引先銀行にも自動反映させることが可能です。

●会社銀行
[導入処理]-[会社設定]-[会社銀行登録]メニューで設定する、自社の銀行口座情報
●取引先銀行
[導入処理]-[取引先設定]-[取引先登録]メニューで設定する、取引先の銀行口座情報

銀行更新設定.png

■科目設定

[科目設定]タブでは、会計システムとの連動科目設定を行います。

会社運用設定画面(科目設定).png

《連動科目設定》
債務伝票受入や入力、即時支払入力で使用する債務科目、購入科目を設定します。
●債務科目・・・「買掛金」や「未払費用」など、債務科目を選択します。
●購入科目・・・即時支払など、購入の仕訳に使用する科目を選択します。

<注意>
※事前に[勘定科目登録]メニューにて使用する勘定科目の登録が必要です。
 ([導入処理]-[会社設定]-[仕訳伝票設定]-[勘定科目登録]メニュー)
※財務会計システムと連動して仕訳データを受け入れる際、
 ここで登録した債務科目・購入科目を参照します。
 債務計上の仕訳伝票として判断するためには、債務科目と購入科目の
 設定が必要です。

連動科目設定.png

《その他項目》
その他項目は必要に応じて設定ください。

●取引先の関連付け
「補助科目」or「取引先」を選択します。
取引先の名前を補助科目で管理しているのか、取引先項目として持っているのかの違いです。

●諸口科目1/2
一般科目(他勘定科目)と区別するため、諸口科目コードの指定が必要です。
ここに設定があることで、達人で諸口科目として認識されるようになります。

●仕訳摘要表示設定
支払時の仕訳の摘要に「取引先名」「期日」項目を自動表示させる場合はチェック☑を付けます。

●消費税差金設定
(借方)勘定科目/補助科目/部門・・・マイナスの消費税差金が発生した場合に使用する科目を設定します。
(貸方)勘定科目/補助科目/部門・・・プラスの消費税差金が発生した場合に使用する科目を設定します。

<参考>
消費税差金とは、[支払処理]-[支払予定入力]メニューで入力できる差額金額項目です。
取引先との消費税の計算方法の違いによる差額など、自社で管理している債務金額と、実際に取引先から送付された請求書の金額の差額の処理に使用できます。

会社運用設定画面(その他).png

会社運用設定のご説明は以上となります。