回し受取手形(譲受/裏書譲渡されたものを受け取った)の登録は、以下のように行います。
《登録手順》
[手形]-[日常処理]-[1.受取手形]-[1.受取手形入力]メニューより、データを入力していきます。
この時、「振出人」と「裏書人」の入力に注意が必要です。
(その他の項目は通常の受取手形の入力方法と同じになります。)
<振出人>
振出人欄に、該当の受取手形を”振り出した会社”を指定します。
基本的には取引先のない企業様になるのではないかと思われますので、
取引先マスタに登録は必要ございません。
入力時は『9999~(諸口コード)』を使用して、指定を行います。
振出人コード欄に入る分だけの「9」を入力することで、右側欄が自由に入力できるようになります。
ここで、振出人の企業様名をご入力ください。
(※振出人がお取引のある企業様であった場合は、そのまま取引先コードを指定ください。)
<裏書人>
裏書人欄に、該当の受取手形を”自社に回してきた(譲渡してきた)会社”を指定します。(※最終裏書人)
手形裏面にて、第一裏書人、第二裏書人…等の記載があった場合は
[裏書人入力]ボタンから、最大5社まで登録することも可能です。
以上で回し受取(譲受)の手形の登録は完了です。
次に回し受取(譲受)の手形の登録が、帳票にどのように反映されてくるかをご紹介いたします。
帳票によっては、[受取手形照会]のように振出人と裏書人がそれぞれ表示されてくる帳票がございます。
またその他の帳票では、(自社の直近の取引先である)裏書人が取引先として判断されます。
ご説明は以上となります。