月末や年度末時点など、「○月○日時点(指定した日時点)のてん末合計」を確認したい場合は、『勘定明細書』メニューがオススメです。
【勘定明細書】
メニュー:[総合]-[一括照会]-[2.勘定明細書]
(例)2023/10/31時点で、手持ちに残っている受取手形を確認したい
このような場合は、以下のように条件を指定します。
・集計区分:受取手形
・集計年月日:○月○日時点(例:2023/10/31)
・作成年月日:帳票を印刷する日
・てん末:手許にチェック☑
(必要に応じて「電子手形/電子記録債権を受取手形に含める」にチェック☑」)
[検索]ボタンを押下すると、条件に一致するデータが表示されます。
先ほどの例で言うと、「(例)2023/10/31時点で、手持ち(手許)に残っている受取手形」が表示されています。
指定日時点のてん末であるため、該当データが取立や決済処理 等の他てん末処理がなされていても、関係なく表示されてきます。
[F2印刷/F3プレビュー]を行うことで、勘定明細書の確認が可能です。
このように、『勘定明細書』は「○月○日時点(指定した日時点)のてん末合計」を確認したい場合にオススメの帳票です。
【仕様の詳細】
■期日検索条件(『勘定明細書』メニューの[F8設定]より)
本帳票は以下、期日検索条件の設定によって集計の値が変わってきます。
例えば、以下のようなデータがあった場合…
(例)記載期日:2023/12/31 期日:2024/1/4
『勘定明細書』で集計年月日を「2023/12/31」とすると、
◉期日検索条件:記載期日(支払期日)にチェック☑がある時
データの記載期日を見て判断する為、「2023/12/31」は期日到来(決済)済みであるとして、集計から除外されます。
◉期日検索条件:期日(支払日)にチェック☑がある時
データの期日を見て判断する為、「2023/12/31」は期日未到来(未決済)であるとして、集計の対象となります。
このように、期日検索条件の設定によっては集計が異なってくる可能性があることに、ご注意ください。
■個別印字
検索時、以下のように個別印字欄にチェックが入ってこないデータがある場合、[F2印刷/F3プレビュー]をした際には「その他 ○口」としてデータがまとまってきます。
◉検索時
◉印刷/プレビュー時
こちらは、『”金額が100万円以下のデータ”が多くある場合に、その中でも金額の大きいものから5件分は個別印字にチェック☑が入り、それ以外はチェックが入らず、「その他 ○件」としてまとまってくる』という仕様によるものです。
「その他 ○件」としてまとめず、全てを印字したい場合は、検索後に
個別印字欄で全てのデータにチェック☑を付け、[F2印刷/F3プレビュー]ください。