複数の取引先マスタに同じ口座情報を設定している(例:入金と支払で取引先コードを分けており、口座情報は同一の内容を設定)場合、お客様の運用によっては、でんさいのデータ登録時に影響が出る場合がございます。
■データを手入力登録されている場合
[電子記録債権]-[日常処理]-[1.電子記録債権/2.電子記録債務]の各種入力メニューよりデータを手入力管理されている場合、取引先マスタは個別指定可能である為、特に支障はございません。
■インポートで登録されている場合
[総合]-[随時処理]-[1.データ作成受入]-[1.データインポート]メニュー(※)より、テキストやCSVファイルなどを受入れして登録されている場合も、上記手入力登録時と同様に取引先マスタは個別指定可能である為、特に支障はございません。
(※『電子債権の達人』をご利用中の場合は、[総合]-[随時処理]-[4.データ受入]-[1.データインポート]メニュー)
■銀行からダウンロードしたファイルを受入されている場合
[電子記録債権]-[日常処理]-[3.でんさい発生・譲渡記録請求結果受入(でんさい記録請求結果受入)/4.でんさい通常通知受入/5.でんさい照会結果受入]メニューより、銀行からダウンロード取得したファイルを受入れして登録されている場合は、注意が必要です。
達人は受入時、取引先の判断を『ファイル内の口座情報』で行っています。
その為通常であれば正常に口座情報から取引先の選択が行われます。
しかし同じ口座情報の取引先マスタが複数あった場合は、正常に取引先の判断ができません。
このような場合、でんさいデータの受入は”どちらか一方の取引先マスタに集約して登録(受入)”されます。
(※以降の受入でも、同じ取引先マスタで集約されます。)
受入後にデータを確認し、誤った取引先マスタで受入されていた場合は、データの修正をお願い致します。
《データの修正方法》
①[電子記録債権]-[日常処理]-[1.電子記録債権/2.電子記録債務]-[3.債権登録/債務登録]メニューを開き、データを呼び出します。
②取引先の情報を修正・変更して、[F12登録]を行います。
以上で修正作業は完了です。